この講義で学ぶこと
- 作品づくりを「企画から決める」進め方を理解する
- コンセプト(=作品の軸となる狙い)を一言でまとめられるようになる
- 行き当たりばったりの生成を避けられるようになる
対象者
- 第6〜8章で生成やLoRAを一通り触った人
- 「1枚の作品」としてまとめたい人
事前準備
- 画像生成を動かせる環境
- 作ってみたいテーマのざっくりしたイメージ
本文
良い作品は、たいてい「先に狙いを決めてから作る」ものです。最初にコンセプトを決めておくと、プロンプトもLoRAも選びやすくなり、後の選別もぶれません。
コンセプトを決める要素(例):
- 誰に・何を伝えたいか: 例「静かな朝の落ち着いた雰囲気」
- 主題: 例「窓辺の観葉植物」
- 雰囲気・スタイル: 例「やわらかい自然光、水彩風」
- 用途: 例「壁紙、ポストカード」
考え方:
- コンセプトは「一言」で言えると強いです
- 盛り込みすぎず、軸を1つに絞ります
- 全年齢・ノンアダルトの範囲で考えます
注意(大切):
- 実在の人物や他者の顔、版権キャラクターを題材にしません
- 公開や販売を考える場合は、各サービスの規約・権利の確認が必要です(結果は保証されません)
手順
- 作りたい作品の「狙い」を一言で書く
- 主題(何を)を1つ決める
- 雰囲気・スタイルを1〜2語で決める
- 用途(どこで使うか)を決める
- 上記をまとめて「コンセプト1文」にする
よくあるつまずき
- 「テーマが広すぎて決まらない」→ 原因: 軸が複数ある → 対処: 主題を1つに絞る
- 「凝りすぎて手が止まる」→ 原因: 要素の盛り込みすぎ → 対処: まず1文で言えるところまで削る
- 「何に使うか曖昧」→ 原因: 用途が未定 → 対処: 壁紙・印刷など仮の用途を1つ決める
実践課題
実践課題:コンセプトを1文にまとめる
- 目的: 作る前に狙いを言葉にできるようにする
- 取り組む内容: 主題・雰囲気・用途を決め、コンセプトを1文にまとめる
- 成果物: コンセプト1文を書いたメモ
- 所要時間の目安: 10〜15分
- できたの判定: 主題・雰囲気・用途を含む1文を書けた
- ヒント: 「(誰に向けて)(主題)を(雰囲気)で」の型から始めると書きやすい
チェックリスト
- ☐ コンセプトを1文で言える
- ☐ 主題を1つに絞れた
- ☐ 用途を決めた