この講義で学ぶこと
- 基本ワークフロー(=生成の流れをノードで組んだ1セット)の全体像を読めるようになる
- よく出てくる主要なノードの役割を知る
- どこを変えると何が変わるかの当たりをつけられるようにする
対象者
- ch05-01でノードと線の考え方を確認した人
- まだ生成は実行していないが、画面の意味を理解したい人
事前準備
- ComfyUIを起動できる環境
- ch05-01の内容(ノードと線の基本)
本文
結論として、基本ワークフローは「左から右へ進む工程の集まり」です。代表的なノードの役割を覚えると、初めての画面でも流れが読めます。
理由は、ほとんどのワークフローが同じ役割のノードを並び替えて作られているためです。役割の名前が分かれば、見た目が違っても読み解けます。
よく出てくる主要なノード(役割の例):
- モデル読み込み(=絵の元になる学習データを読む箱): どんな画風で描くかの土台
- プロンプト入力(=描いてほしい内容を言葉で入れる箱): 「何を描くか」を伝える
- ネガティブプロンプト入力(=避けたい要素を言葉で入れる箱): 「描かないでほしい要素」を伝える
- サンプラー(=ノイズから絵を整えていく箱): 生成の中心となる処理
- 画像保存(=出来た絵をファイルにする箱): 結果の出力
読み方のコツ:
- まず「入口(プロンプト)」と「出口(保存)」を見つける
- その間にある箱を順にたどる
- 変えたい点があれば、対応する箱を1つだけ探す
必ず同じ並びとは限りません。配布されたワークフローによって箱が増減することがあります。
手順
- 基本ワークフローを開く(既定のもの、または配布されたもの)
- 「画像保存」の箱を探して出口を確認する
- 「プロンプト入力」の箱を探して入口を確認する
- 入口から出口へ、線をたどって途中の箱を順に確認する
- 「サンプラー」の箱を見つけ、生成の中心がどこか確認する
よくあるつまずき
- 「どこが入口か分からない」→ 原因: 似た箱が複数ある → 対処: 言葉を入力する欄がある箱を探す
- 「保存の箱が見つからない」→ 原因: 画面の右端に隠れている → 対処: 縮小して右側を確認する
- 「箱が多くて迷う」→ 原因: 全部を一度に追っている → 対処: 入口と出口の2つだけ先に決める
実践課題
実践課題:入口と出口をたどって流れを書く
- 目的: ワークフロー全体の流れを自分で読み解く
- 取り組む内容: 基本ワークフローで入口(プロンプト)から出口(保存)まで通る箱を順に書き出す
- 成果物: 「箱の名前」を通る順に並べたメモ(3〜5個)
- 所要時間の目安: 15分
- できたの判定: 入口から出口までの順番を書けた
- ヒント: 線を指でたどると順番が分かりやすい
チェックリスト
- ☐ 主要なノードの役割を挙げられる
- ☐ 入口と出口を自分で見つけられた
- ☐ 入口から出口までの流れを順に書けた