この講義で学ぶこと
- モデル(=画像を生成するためのAIの本体)とLoRA(=追加学習データ)のライセンスの基礎を知る
- ライセンス(=使ってよい条件を定めた決まり)の確認の仕方を理解する
- 商用利用の可否は必ず確認が必要だと理解する
対象者
- 第12章の前の講義(ch12-01)を読んだ人
- 作品を販売・公開する前にライセンスを確認したい人
事前準備
- 生成に使ったモデルとLoRAの名前・入手元
- 入手元の配布ページや説明文を見られる状態
本文
結論として、モデルやLoRAには「使ってよい条件」が定められていることが多く、商用利用や再配布の可否はものによって違います。販売・公開の前にライセンスの確認が必要です。
確認したい主なポイント(基礎):
- 商用利用が許可されているか(販売してよいか)
- 生成画像の利用に条件があるか(クレジット表記など)
- 再配布(=そのまま配り直すこと)に制限があるか
- 禁止事項(使ってはいけない用途)が定められていないか
確認の進め方:
- 入手元の配布ページ・説明文・ライセンス記載を読む
- 条件が分からない場合は、分かるまで販売・公開を保留する
- 複数のモデル・LoRAを組み合わせた場合は、それぞれの条件を確認する
ライセンスの内容は配布元や時期によって変わることがあります。最新の記載を確認することが必要です。本講義は一般的な説明であり、特定のモデル・LoRAの可否を保証するものではありません。
手順
- 生成に使ったモデルとLoRAをすべて書き出す
- それぞれの入手元・配布ページを開く
- 商用利用・利用条件・再配布・禁止事項を確認する
- 条件が不明なものは販売・公開を保留する
- 確認結果を作品ごとに記録しておく
よくあるつまずき
- 「無料だから自由に使えると思った」→ 原因: 無料=商用可と誤解 → 対処: ライセンスの記載を必ず読む
- 「組み合わせたうちの1つを確認し忘れた」→ 原因: 一部のみ確認 → 対処: 使った全部を確認する
- 「条件が分からないまま出した」→ 原因: 不明なまま進めた → 対処: 分かるまで保留する
実践課題
実践課題:使用モデル・LoRAのライセンス一覧を作る
- 目的: 使ったモデル・LoRAの利用条件を確認し記録できるようにする
- 取り組む内容: ある作品で使ったモデル・LoRAを書き出し、商用利用・条件・再配布・禁止事項を確認して一覧にする
- 成果物: 使用モデル・LoRAのライセンス確認一覧
- 所要時間の目安: 20分
- できたの判定: 使った全部について4ポイントを確認できた
- ヒント: 不明なら「要確認」と書き、保留にする
チェックリスト
- ☐ モデル・LoRAにライセンスがあることを理解した
- ☐ 商用利用の可否を確認する重要性を説明できる
- ☐ 使った全部のライセンスを確認・記録できた