この講義で学ぶこと
- 画像のファイル形式(=データの保存方式)の基本的な違いを知る
- 解像度(=画像のきめ細かさ・画素の多さ)の考え方を理解する
- 後で困らないファイル名(命名)のつけ方を身につける
対象者
- 第10章の前の講義(ch10-01)を読んだ人
- 画像ファイルの形式や名前をなんとなくで扱ってきた人
事前準備
- 書き出した画像ファイルが数枚あること
- ファイルを保存するフォルダ
本文
結論として、販売用の画像は「適した形式」「十分な解像度」「分かりやすい名前」の3点をそろえると後で困りません。
ファイル形式(基礎):
- PNG(=劣化が少ない形式): きれいさを保ちやすい。ファイルは大きめ
- JPEG(=写真向きの軽い形式): ファイルが軽い。保存し直すと少し劣化する
- まず迷ったらPNGで保存しておくと安心です
解像度(基礎):
- 解像度は「横×縦の画素数」で表します(例: 1024×1024)
- 数が大きいほどきめ細かいが、ファイルも重くなる
- 用途に対して極端に小さいと、粗く見えることがあります
命名(基礎):
- 後から探せる名前にします(例: 作品名_番号_サイズ)
- 日本語より半角英数のほうがトラブルが少ない場合があります
- 連番(01, 02, ...)をそろえると並べ替えが楽になります
なお、どの形式・サイズで提供するか、また商用での提供が許されるかは、使ったモデルやLoRAのライセンス、出品先の規約によって異なります。提供前に権利・規約の確認が必要です。
手順
- 画像を書き出すときに形式を選ぶ(迷ったらPNG)
- 用途に合う解像度になっているか確認する
- 「作品名_番号_サイズ」など分かりやすい名前を決める
- 半角英数・連番でファイル名をそろえる
- 専用フォルダにまとめて保存する
よくあるつまずき
- 「保存し直すたびに画質が落ちる」→ 原因: JPEGで何度も保存 → 対処: 元はPNGで保管する
- 「拡大したら粗い」→ 原因: 解像度が用途に対して小さい → 対処: 大きめの解像度で書き出す
- 「ファイルが探せない」→ 原因: 名前がバラバラ → 対処: 命名ルールと連番をそろえる
実践課題
実践課題:命名ルールを決めて保存し直す
- 目的: 形式・解像度・命名を意識して保存できるようにする
- 取り組む内容: 画像3枚をPNGで書き出し、「作品名_番号_サイズ」の名前をつけて1つのフォルダに保存する
- 成果物: 命名ルールどおりに並んだ画像3枚のフォルダ
- 所要時間の目安: 10〜15分
- できたの判定: 3枚が同じ命名ルールで並んでいる
- ヒント: まず命名ルールを1行メモしてから保存する
チェックリスト
- ☐ PNGとJPEGの違いを一言で説明できる
- ☐ 解像度が用途に合っているか確認できる
- ☐ 自分の命名ルールを決めて適用できた