この講義で学ぶこと
- 同じ意図でも言い換え(=別の言葉に置き換えること)で結果が変わると知る
- 狙いに近づけるための言い換えの手順をつかむ
- うまくいかないときの調整の進め方を理解する
対象者
- ch06-02までを終えた人
- 「言いたいことは決まっているのに、絵がしっくりこない」人
事前準備
- 画像を生成できる環境(ComfyUI/Forgeのいずれか)
- これまで作ったプロンプト1つ
本文
結論として、思った絵に近づけるコツは「言い換えを試すこと」です。同じ意図でも、使う言葉によって結果が変わるためです。
理由は、AIは入力された言葉に反応して絵を描くので、言葉が変われば反応も変わるからです。1つの言い方に固執せず、近い意味の別の言葉を試すと近づくことがあります。
言い換えの主な切り口:
- 具体度を変える: 「flower」→「red rose」(より具体的に)
- 雰囲気の語を変える: 「bright」→「soft light」(明るさの表現を変える)
- 言葉を足す・引く: 反映が弱い要素を足す、強すぎる要素を引く
- 順番を変える: 重要な語を前に出す
進め方の考え方:
- 一度に1か所だけ変える(何が効いたか分かる)
- 変える前と後を見比べる
- 必ず近づくとは限らない。試行錯誤が前提
言葉の効き方はモデルによって変わります。同じ言い換えでも効果が違うことがあります。
手順
- 今あるプロンプトで1枚生成し、基準にする
- 「もっとこうしたい」点を1つ決める
- その点に対応する言葉を1か所だけ言い換える
- もう一度生成して、基準と見比べる
- 近づいたら採用、遠ざかったら元に戻して別の言い換えを試す
よくあるつまずき
- 「何が効いたか分からない」→ 原因: 一度に複数変えた → 対処: 1か所ずつ変える
- 「変えても変わらない」→ 原因: 重要語が後ろに埋もれている → 対処: 前に出して試す
- 「どんどん遠ざかる」→ 原因: 変更を重ねすぎ → 対処: 基準のプロンプトに戻す
実践課題
実践課題:1語の言い換えで近づける
- 目的: 言い換えが結果に与える影響を体感する
- 取り組む内容: 基準のプロンプトから1語だけ言い換え、前後を比較する
- 成果物: 言い換え前後のプロンプトと、近づいたかどうかのメモ
- 所要時間の目安: 15〜20分
- できたの判定: 1語の変更で結果が変わることを確認できた
- ヒント: 効かなければ別の語に。元のプロンプトは控えておく
チェックリスト
- ☐ 言い換えで結果が変わることを説明できる
- ☐ 1か所だけ変える進め方を理解した
- ☐ 言い換え前後を比較して違いを確認できた