この講義で学ぶこと
- 渡す前に確認すべき品質の観点を整理する
- チェックを「手順」にして見落としを減らす方法を知る
- 第10章で学んだ仕上げを一度にまとめて確認できるようになる
対象者
- 第10章の前の講義(ch10-01〜03)を読んだ人
- 販売・配布の直前確認をきちんと行いたい人
事前準備
- 仕上げた画像と、サムネ・説明文
- 形式・解像度・名前をそろえた状態
本文
結論として、品質チェックは「思い出しながら見る」のではなく「決めた観点を順に見る」ほうが見落としが減ります。人の目はきれいな部分に引っ張られやすいので、観点を固定するのが有効です。
確認したい主な観点(基礎):
- 破綻チェック: 顔・手・体の形に大きな崩れがないか
- 写り込みチェック: 意図しない文字・ロゴ・透かしがないか
- 仕様チェック: 指定の形式・解像度・ファイル名になっているか
- 表示チェック: サムネと中身が食い違っていないか
- 全年齢チェック: 全年齢で安心して見られる内容か
- 権利・規約チェック: モデル/LoRAのライセンスと出品先規約を確認したか
権利・規約チェックはとくに重要です。出来栄えが良くても、ライセンスや規約に反していれば販売・配布はできません。確認が済んでいない場合は、第11〜12章で確認してから判断します。
手順
- 画像を等倍で開き、破綻がないか見る
- 意図しない写り込みがないか確認する
- 形式・解像度・ファイル名が指定どおりか確認する
- サムネと中身が合っているか見比べる
- 全年齢で問題ない内容かを確認する
- モデル/LoRAのライセンスと出品先規約の確認状況を確かめる
よくあるつまずき
- 「毎回見る所がバラバラ」→ 原因: 観点が決まっていない → 対処: 確認シートを固定して順に見る
- 「直前に破綻に気づく」→ 原因: 最後にまとめて見ている → 対処: 各工程で都度確認する
- 「権利確認を後回しにした」→ 原因: 出来に集中した → 対処: チェック項目に権利・規約を必ず入れる
実践課題
実践課題:自分の品質チェックシートを作る
- 目的: 観点を固定して見落としを減らせるようにする
- 取り組む内容: 本講義の観点をもとに、自分用の確認シート(チェック項目の一覧)を作り、作品1点で実際に使う
- 成果物: チェックシート1枚+作品1点の確認済みメモ
- 所要時間の目安: 15〜20分
- できたの判定: 全観点を順に確認し、結果をメモできた
- ヒント: 権利・規約チェックを必ず項目に入れる
チェックリスト
- ☐ 品質チェックの主な観点を挙げられる
- ☐ 観点を順に確認して見落としを減らせた
- ☐ 権利・規約チェックを必ず含めた