この講義で学ぶこと
- ネガティブプロンプト(=出したくない要素を言葉で指定する欄)の役割を理解する
- よく使う基本的な指定の例を知る
- プロンプトとネガティブプロンプトを組み合わせて狙いに近づける
対象者
- ch06-01でプロンプトの基本構造を学んだ人
- 「余計なものが写る」「絵が崩れる」と感じている人
事前準備
- 画像を生成できる環境(ComfyUI/Forgeのいずれか)
- ch06-01の内容(プロンプトの基本構造)
本文
結論から言うと、ネガティブプロンプトは「描いてほしくない要素」を伝える欄です。プロンプトが「足し算」なら、ネガティブプロンプトは「引き算」にあたります。
理由は、AIに「これを描いて」と伝えるだけでは、余計な要素や崩れが入ることがあるためです。避けたい要素を言葉にしておくと、結果が安定しやすくなります。
よく使われる指定の例(全年齢向け):
- 画質の崩れを避ける: 例「blurry」「low quality」
- 形の崩れを避ける: 例「extra fingers」(指の増えすぎを避ける)
- 不要な要素を避ける: 例「text」「watermark」
使うときの考え方:
- 最初から大量に入れない。基本だけで様子を見る
- 効果は必ずではない。入れても完全には消えないことがある
- プロンプトとセットで考える(足す側と引く側の両方を調整する)
入れすぎると逆に狙いから外れることもあります。少しずつ調整するのが基本です。
手順
- ch06-01で作ったプロンプトを用意する
- まずネガティブプロンプトなしで1枚生成する
- 気になる崩れ・余計な要素を1つ見つける
- それを避ける言葉をネガティブプロンプト欄に1つ入れる(例「blurry」)
- もう一度生成して、変化を見比べる
よくあるつまずき
- 「効果が分からない」→ 原因: 一度に複数足した → 対処: 1語ずつ足して比較する
- 「逆に変になった」→ 原因: 入れすぎ・強すぎ → 対処: いくつか減らして様子を見る
- 「崩れが消えない」→ 原因: ネガティブだけで直そうとしている → 対処: プロンプト側も見直す
実践課題
実践課題:ネガティブの有無を比較する
- 目的: ネガティブプロンプトの効果を体感する
- 取り組む内容: 同じプロンプトで「なし」と「1語あり」を生成して見比べる
- 成果物: 2枚の比較画像と、気づいた違いのメモ1行
- 所要時間の目安: 15分
- できたの判定: 有無での違いを自分の言葉で書けた
- ヒント: 比較するときはプロンプトを同じにする
チェックリスト
- ☐ ネガティブプロンプトの役割を説明できる
- ☐ 基本的な指定の例を1つ以上挙げられる
- ☐ 有無を比較して違いを確認できた