この講義で学ぶこと
- txt2img(=文字(プロンプト)から画像を作る機能)の流れを理解する
- Forgeで実際に画像を1枚生成できるようになる
- 結果を見ながら少しずつ調整する考え方を知る
対象者
- ch04-02で画面の見方と基本パラメータを理解した人
- Forgeでまだ生成したことがない人
事前準備
- ch04-02までの内容を終えていること
- Forgeの画面を表示できる状態(環境により異なる)
- 全年齢の題材のイメージ(例: 花、風景)
本文
txt2img(=文字(プロンプト)から画像を作る機能)は、プロンプト(=描いてほしい内容を伝える言葉)を入力して画像を生成する、最も基本の使い方です。
第3章のColab(=ブラウザ上でプログラムを動かせる無料サービス)での生成と考え方は同じで、Forgeでは設定をより細かく調整できます。
進め方の基本:
- まず短いプロンプトで1枚作り、結果を確認します。
- 思った絵に近づけたいときは、要素を少しずつ足す/言い換えます。
- 設定を変えるときは、1回に1つだけ変えて違いを見ます。
ポイント:
- 同じプロンプトでも、シード(=結果を決める番号)が変わると違う画像になります。
- 似た画像を再現したいときは、シードを固定します。
- サイズやステップ数(=生成を何回くり返すかの目安)を上げると、時間がかかる場合があります。
注意点:
- 全年齢・ノンアダルトの題材のみを扱います。
- 機能名やボタン配置は環境によって異なります(タブ名が違うことがあります)。
- 生成物の公開・商用利用・販売には、使うモデルやツールの規約・権利の確認が必要です。結果は保証されません。
手順
- Forgeで「txt2img」にあたるタブ(文字から画像を作る画面)を開く
- モデルを選ぶ(絵柄の土台。最初は用意されたものでよい)
- プロンプト欄に短い内容を入力する(例: a flower)
- 必要ならネガティブプロンプト欄に避けたい要素を入れる(省略可)
- 画像サイズやステップ数は、最初は初期値のままにする
- 生成ボタンを押す
- 完了まで待ち、表示された画像を確認する
- 調整したいときは、1つだけ設定を変えて再生成する
よくあるつまずき
- 「生成できない」→ 原因: モデル未選択や未読み込み → 対処: モデルが選ばれているか確認する
- 「とても遅い」→ 原因: サイズ/ステップ数が大きい → 対処: 値を小さくして試す
- 「毎回違う絵になる」→ 原因: シードが変わる設定 → 対処: 再現したいときはシードを固定する
- 「思った絵にならない」→ 原因: 言葉が伝わりにくい → 対処: 要素を絞り、1つずつ調整する
実践課題
実践課題:txt2imgで全年齢の画像を1枚作る
- 目的: Forgeでの基本生成を体験する
- 取り組む内容: 短いプロンプトで画像を1枚生成し、その後シードを固定してもう1枚作る
- 成果物: 生成画像(2枚)と、使った設定のメモ
- 所要時間の目安: 20分
- できたの判定: 画像を生成でき、シード固定で似た画像を再現できた
- ヒント: 1回に1つだけ設定を変えると、違いが分かりやすい
チェックリスト
- ☐ txt2imgが「文字から画像を作る機能」だと説明できる
- ☐ 全年齢の題材で画像を1枚生成できた
- ☐ シードを固定して再現を試せた
- ☐ 商用利用・販売には規約/権利の確認が必要だと理解した
最初の生成設定例
迷った場合は、まず以下の設定から試します。
- サイズ:1024×1024 または 832×1216
- Steps:20〜30
- CFG Scale:5〜7
- Seed:最初はランダム
- Batch count:1
- Batch size:1
最初から細かく調整しすぎず、1枚生成して結果を確認してから変更します。
練習用プロンプト
プロンプト例:
a small flower, close-up, garden background, soft morning light, simple composition, high quality
ネガティブプロンプト例:
blurry, low quality, text, watermark, logo
この練習では、人物や権利確認が必要な題材は使わず、花や雑貨などの安全な題材で操作を確認します。