この講義で学ぶこと
- img2img(=元の画像をもとに新しい画像を作る機能)の考え方を理解する
- txt2imgとの違いを知る
- 変化の強さを決める設定(強度)の役割を知る
対象者
- ch04-03でtxt2imgでの生成ができた人
- 手持ちの画像をもとに作り変えてみたい人
事前準備
- ch04-03までの内容を終えていること
- Forgeの画面を表示できる状態(環境により異なる)
- 元にする全年齢の画像(自分で生成した画像など、権利が問題ないもの)
本文
img2img(=元の画像をもとに新しい画像を作る機能)は、すでにある画像を出発点にして、新しい画像を作る使い方です。txt2img(=文字から画像を作る機能)が「言葉だけ」から作るのに対し、img2imgは「元の画像+言葉」から作ります。
大切なのは、変化の強さを決める設定です。多くのツールでは「強度(=元の画像をどれだけ変えるかの度合い。デノイズ強度などと呼ばれることがあります)」で調整します。
- 強度が低い: 元の画像に近いまま、少しだけ変わります。
- 強度が高い: 元の画像から大きく変わります。
ポイント:
- まず低めの強度から試し、少しずつ上げると変化を確かめやすいです。
- プロンプトと元画像の両方が結果に影響します。
- 元の画像のサイズや向きも結果に関わることがあります。
注意点:
- 元にする画像は、自分で作った画像など権利の問題がないものを使います。他者の画像や著作物を無断で使わないでください。
- 全年齢・ノンアダルトの題材のみを扱います。
- 機能名や設定名は環境によって異なります(強度の呼び方が違うことがあります)。
- 生成物の公開・商用利用・販売には、使うモデル・元画像・ツールの規約・権利の確認が必要です。結果は保証されません。
手順
- Forgeで「img2img」にあたるタブ(元画像から作る画面)を開く
- 元にする画像を読み込む(権利が問題ないもの)
- プロンプト欄に、どう変えたいかを短く入力する
- 強度(変化の度合い)を低め(弱い変化)に設定する
- 生成ボタンを押し、完了まで待つ
- 結果を確認し、変化が足りなければ強度を少し上げて再生成する
- 気に入った画像を保存する
よくあるつまずき
- 「ほとんど変わらない」→ 原因: 強度が低すぎる → 対処: 強度を少しずつ上げる
- 「元の面影がなくなる」→ 原因: 強度が高すぎる → 対処: 強度を下げる
- 「元画像が読み込めない」→ 原因: 形式やサイズの問題 → 対処: 別の画像で試す/サイズを見直す
- 「どの画像を使ってよいか不安」→ 原因: 権利の確認不足 → 対処: 自分で作った画像など権利が明確なものを使う
実践課題
実践課題:自作画像をimg2imgで作り変える
- 目的: img2imgの基本と強度の効き方を体験する
- 取り組む内容: 自分で生成した全年齢の画像を元に、強度を変えて2パターン生成する
- 成果物: 元画像+生成画像2枚と、使った強度のメモ
- 所要時間の目安: 20〜25分
- できたの判定: 強度の違いで変化の大きさが変わることを確認できた
- ヒント: まず低い強度から始め、1段階ずつ上げると違いが分かりやすい
チェックリスト
- ☐ img2imgが「元画像+言葉から作る機能」だと説明できる
- ☐ 強度を変えると変化の大きさが変わると理解した
- ☐ 元画像は権利が問題ないものを使うと理解した
- ☐ 商用利用・販売には規約/権利の確認が必要だと理解した