この講義で学ぶこと
- CFG(=プロンプトにどれだけ忠実に描くかの強さ)の意味を理解する
- シード(=結果を再現するための番号)の役割と使い方を知る
- 同じ画像を再現したり、少しずつ変えたりできるようになる
対象者
- ch07-01で解像度・ステップ・サンプラーを学んだ人
- 「同じ絵をもう一度出したい」「指示の効きを強めたい」人
事前準備
- 画像を生成できる環境(ComfyUI/Forgeのいずれか)
- 設定を変えながら比較する時間(数枚分)
本文
結論として、CFGは「プロンプトへの忠実さの強さ」、シードは「結果を再現するための番号」です。この2つを理解すると、狙いの再現と微調整がしやすくなります。
理由は、CFGが指示の効き具合を、シードが偶然の出方を決めているためです。仕組みを知ると、結果のブレを意図的に扱えます。
2つの基本:
- CFG(=忠実さの強さ): 低いと自由・ゆるく、高いと指示に忠実だが強すぎると崩れやすい。標準的な値から
- シード(=再現用の番号): 同じ設定+同じシードなら、ほぼ同じ画像が出る。番号を控えれば再現できる
使い分けの考え方:
- 良い1枚が出たら、そのシードを控える(再現用)
- 同じシードのまま言葉を少しだけ変えると、雰囲気を保ったまま微調整できる
- シードをランダム(=毎回変える)にすると、いろいろな案を出せる
CFGの効きや適正値はモデルによって変わります。標準値を基準に上下を試してください。
手順
- 標準設定で1枚生成し、出たシードを控える
- シードを固定したまま、CFGだけを少し上げて比べる
- CFGを基準に戻し、シードも同じにして同じ画像が再現されるか確認する
- シードを固定したまま、プロンプトを1語だけ変えて微調整を試す
- 良かったシードとCFGをメモに残す
よくあるつまずき
- 「絵が崩れる・不自然」→ 原因: CFGが高すぎ → 対処: 標準値まで下げる
- 「同じ絵が再現できない」→ 原因: シードや他の設定が変わっている → 対処: 設定をすべて同じに戻す
- 「毎回まるで違う絵」→ 原因: シードがランダムのまま → 対処: シードを固定する
実践課題
実践課題:シード固定で再現と微調整を試す
- 目的: シードとCFGの扱いを体感する
- 取り組む内容: シードを控えて再現し、固定したまま1語変えて微調整する
- 成果物: 再現画像1枚+微調整画像1枚と、控えたシード番号
- 所要時間の目安: 20分
- できたの判定: 同じシードで再現でき、1語変更の効果も確認できた
- ヒント: 再現できないときは設定をすべて同じに戻す
チェックリスト
- ☐ CFGとシードの役割を説明できる
- ☐ シードを控えて同じ画像を再現できた
- ☐ シード固定のまま微調整を試せた